葬儀のトラブルと対処法
香典返しはかならずしなくてはならないのですか?
一般的に、いただいた額の半分に相当する品物をお返しするという考えがありますが、一部を救済基金などに寄付するという名目で、香典返しはしないという人たちも増えてきました。
その場合は、香典返しをしない理由を、はがきや手紙で伝えるのが礼儀です。
ただし、実際は寄付するのは一部で、残りは葬儀費用に流用するというケースが多いようです。
また、葬儀で香典を受けとらないというケースが増えています。
香典返しなどのわずらわしさがなく、現代的な対応ともいえます。
しかし、代わりに花をいただいたりした場合は、快く受けとるなどの配慮も必要です。
いろいろと口出ししてくる親族にはどうすれば・・・
親族の中には、「祭壇の見栄えがよくない」「花を追加しろ」などと、見た目の立派さを気にする方もいます。
遠くにいる親族の場合、その多くは悪気はなく、看病できなかったことに対する呵責の念から、故人のために何かしてあげたいと思い、そのような態度に出てしまうようです。
しかし、すべての権限は葬儀を出す喪家側にあります。
親族の顔を潰さないことも大切ですが、度が過ぎる場合は自分が喪主だということを伝えて、毅然とした態度で臨みましょう。
僧侶にお布施の金額を伺ったら、想定外の金額をいわれたのですが・・・
僧侶にお布施の金額を伺うと、たいていは「お気持ちで結構です」という答え方をします。
この「お気持ち」には、遺族と僧侶の間に数十万円のずれがあるといわれています。
僧侶がどのくらいのお布施を妥当だと考えているかを聞くことは大切ですが、それが納得できる金額でなければ説明してもらって、用意が難しいようであればこちらの事情を伝えることは失礼にはあたりません。
また、申し訳ないということを前提に、お布施分割払いの提案をするという方法もあります。
増加する葬儀サービスのトラブル
PIO-NET(全国消費生活相談情報ネットワーク・システム)には、「価格やサービス内容について十分な説明がない」「質素な葬儀を希望したのに高額な料金を請求された」といった葬儀サービスに関する相談が寄せられている。
相談件数はここ数年みても03年度187件、04年度202件、05年度342件(2006年5月31日までの登録分)と年々増加傾向にある。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20060622_2.html